この文章は10/11にプラボ名古屋で開かれた、アヴァロンの鍵のゲーム大会のレポートです。
文中の敬称は略させて頂いております。
なお、記憶が曖昧な部分もありますので、間違っていたらコッソリ教えてください。
【カード制限】 なし 【クレジット】 9クレジット(3ゲーム分) 【人数】 16人 【その他】 4人一組で予選を行い、各組勝者(計4名)で決勝を行います。 最初に賢者の城に到着するか、最後まで生き残っていたプレイヤーが勝利。 予選時は制限時間20分。制限時間内に勝者が決定しなかった場合、以下の優先順位で勝者を決定します。 1. 証がより多い(筆者注:これは祠を多くまわったプレイヤーって事ですね) 2. 鍵を持っている 3. 学年がより低い 4. 残りクレジットの数がより多い 5. ライフがより多い 6. じゃんけん 決勝は時間制限なし。 予選→決勝間でのデッキの変更はアリ。 ライフ0の時に1度ゲームから抜けて再エントリーする事は出来ません。
試合前の予想通り、20分という制限時間の中では誰一人として賢者の城には辿り着けませんでした。
そうなると祠をまわった回数が勝敗を分けるため、最初の1ターン目が一番の勝負どころだったようです(実際予選全4組のうち3組で、最初に祠に辿り着いたプレイヤーがそのまま勝者となっている)。
個々の予選についてはさすがに長くなるので割愛しますが、結構「光の盾」が活躍していたのが印象的でした(メカニモンクはもちろん、レックスセイバーの攻撃まで反射していた)。
決勝に残ったメンバーは以下の通り。
名前 | キャラクター | 学年 |
---|---|---|
クァイガ | アリューシャ | 大魔導士 |
ミルフィー | コッペリア | 6学年 |
セイナ | コッペリア | 賢者 |
ザッハ・トルテ | カルノ | アヴァロン |
CPUのホルダーターンからスタート。CPUにしては珍しく(?)祠にフェレットを配置してターン終了。
まずはセイナが真っ先にホルダーに戦闘を仕掛け、見事勝利。
一方、戦闘1番手をとれなかったからなのか、当初からの戦略なのか。「カリバーホーン」「メルトダウン」を擁するザッハ・トルテは適当にモンスターを配置しつつ、次の祠にディープシーカーを配置して待機する戦術に。
さすがに祠のモンスターは倒せないと判断したのか、途中でストラグラーを配置してターン終了。
まずセイナに襲い掛かったのはクァイガ。メカニモンク&フィールドアーマで鍵を奪いにかかるが、同じくフィールドアーマでこれをいなすセイナ。
次に攻撃を仕掛けたのはザッハ・トルテ。デッキの主力であるメルトダウンが炸裂し、ホルダー交代。
祠に到着。まずは1歩リードというところか。
祠のディープシーカーに最初に戦闘を仕掛けたのはCPUゾゼ。ビーバにフェレットをつけて殴りかかるも、メルトダウンであっさりと返り討ちにされる。が、戦闘支援もここまで。戦闘2番手のミルフィーがストラグラーで殴って鍵を奪い取る事に成功。
この時点でセイナ、クァイガが1回目のコンティニュー。ついでに頑張っていたCPUゾゼも退場。
危なげなく祠に到着するミルフィー。戦闘支援を握りながらブラッギスを置いてターン終了。
戦闘1番はクァイガ。かすめ取りを持っているため勝利はほぼ確定…と思いきや、ミルフィーが持っていた戦闘支援はなんと消滅。クァイガ側としてはしてやられたという感じだけど、ミルフィー側も結局ライフは奪えないから結構微妙だったりする。
で、戦闘2番手のセイナはエンペラーに悪夢の戦いをつけて殴ってくるし。普通に消滅した方が幸せだったかも?
特に祠待ちをしているプレイヤーはいないため、問題なく祠に辿り着いてターン終了。配置したのはポイズンスパイク。
ホルダーに仕掛けたのはザッハ・トルテ。アタッカーのカリバーホーンは+50の修正&フェレット付きという豪華仕様。もちろんセイナ側が耐えられるわけも無く、さっきミルフィーから奪い取ったライフと祠ボーナスのライフを一度に失ってしまう。
ちなみにこのターンでクァイガが2度目のコンティニュー。ミルフィーも1回目のコンティニュー。
先ほどの攻撃でライフに余裕の出来たザッハ・トルテ。このまま祠まで爆走して一気に他のプレイヤーを引き離しにかかるか? と思いきや、良く見ると前のターンにクァイガがダゴンで祠待ちをしている。
仕方なくタワーを配置したところで、校長先生登場。新たな魔導の世界へ連れて行かれてしまうプレーヤー達。どうやら勝負はこのまま長期戦に突入か?
ポイズンスパイクで鍵を奪いに行ったのはミルフィー。ホルダー側もメルトダウンでこれに対抗しようとするが、これはかすめ取りによってかすめ取られてしまい、ホルダーが交代。
…なぜかこのターンのメモがありません。祠に到着してポイズンスパイクを置いたのかな?
真っ先に攻撃を仕掛けたのはクァイガ。魔法剣士でポイズンスパイクに挑みます。が、これをアーマトードでかわすミルフィー。続くセイナのアマゾーネもブラッギスでかわし。鍵を死守。
ここでクァイガが全てのクレジットを使い切り、無念の脱落。セイナも2回目のコンティニューで後が無くなってしましました。
祠に到着し、優勝へリーチ! 他の2人はまだ1回も祠に着いていない(リセットされている)事を考えると、ほぼ優勝は決まったようなものか?
このターンからCPUヨークが参戦。ちなみに今回の大会では話を聞きませんでしたが、こういうサバイバル形式の大会だと途中参戦したCPUに、いきなりメイジパラサイトや地獄の業火を喰らうことがあるので、油断は出来ません。
戦闘1番はCPUヨーク。とはいっても鍵争奪戦ではなくて、手近に配置されていたチャロを攻撃していたり。アーマジロであっさりと3ライフ奪っていくCPU。
戦闘2番はザッハ・トルテのアマゾーネ。ミルフィー側もかすめ取りを使ってはみるものの、何もかすめ取れずにホルダー交代。
祠に配置されている(残っている?)セイナのエンペラーにストラグラー&かすめ取りで侵攻。戦闘支援の無いセイナにはどうしようもなく。
この時点でセイナも脱落。勝負はミルフィーとザッハ・トルテの一騎打ちとなった。
ホルダーのストラグラーに対して、隠し球のクワガドスで侵攻するミルフィー。…あれ? 攻撃力17に届いてないよ? しかしお互い戦闘支援を持っているので、勝負はまだ分からない。
と、ここでホルダーが使ったのは伝家の宝刀メルトダウン。一方、ミルフィーが使ったのは…なんとかすめ取り。相手の支援に助けられ、鍵を奪取する事に成功。
とうとう最後の祠に向かうミルフィー。しかし最後の祠までの道はノザリアードの中でも一番の難所(ノザリアード最南部)。何せ祠から祠までの距離が最短14マスもある上、迂回路がほぼ存在しないため、途中にモンスターを配置されているだけで、祠まで1ターンで辿り着くのが困難になってしまいます。
案の定、祠に辿り着けずにタワーを置いて行動終了するミルフィー。
もちろんすぐに追いかけて鍵を奪いにかかるザッハ・トルテ。今度は+55の修正&フェレット付きカリバーホーンという前回をさらに上回る超豪華仕様。
とうとうミルフィーも2回目のコンティニュー。勝負はまだ分かりません。
この時点でカリバーホーンを持っていれば、ミルフィーの配置しているモンスターを狩りに行く事で優勝が決まったのですが、普通に祠に向かうザッハ・トルテ。まあそれ以前に狩りに行こうにもあまり近くにモンスターはいなかったのですが。
祠についてタワーを置いて行動終了。手札に残る戦闘支援カードに全てを賭けます。
戦闘1番はCPUポワール。鍵争奪戦じゃないので、これは無視。
戦闘2番はCPUヨーク。こちらは鍵争奪戦でCPUの戦闘モンスターは云。ホルダー側はこれをビーパで返り討ちに。
そして運命の3戦目。ここでミルフィーが召還したモンスターはなんとカリバーホーン。+25の修正はホルダー側の弱体化の霧ですら軽減しきれず。
そしてホルダーターン。もちろん危なげなく祠に到着し、ミルフィーの優勝が決定!
おめでとう!!
ミルフィー(リン)さんの御好意により、優勝者のデッキレシピの公開許可を頂きました。
[黄] 8枚 1 ポイズンスパイク 3 チャロ 2 ブラッギス 2 ストラグラー [青] 8枚 1 マーメイド 3 ディープシーカー 1 アンチュ 1 レッドザガ 2 アーマトード [赤] 3枚 2 フェレット 1 カリバーホーン [緑] 6枚 2 タワー 1 クワガドス 1 鬼ブル 2 アマゾーネ [魔法] 2枚 1 イカロスウイング 1 女神の息吹 [戦闘支援] 3枚 1 破壊の報復 1 消滅 1 かすめ取り
ちなみに移動値(カッコ内は枚数)は
黄 : 10 (5) 青 : 22 (11) 赤 : 10 (5) 緑 : 21 (9) 無 : 5 (2) テ : 9 (3) 計 : 77
最も役に立ったカードは? …「カリバーホーン」「かすめ取り」
勝利の秘訣は? …「自分を信じる事」
何はともあれ、お疲れ様でした。