04 - デッキ構築の基礎(その2)

色ごとの移動値を計算しよう

デッキを組み終わったらデッキ内の各カードの移動値の合計を算出しましょう。この時、各色ごとの移動値も同時に算出しておくのがポイントです。

例えば「ビーパ/Bepa」3枚、「ン・キィー/N-key」3枚の6枚デッキ(ありえませんが)の場合、各移動値は以下のようになります。

[移動値(カッコ内は枚数)]
 
黄 :  12〜 12 ( 6)
青 :   6〜  6 ( 3)
赤 :   6〜  6 ( 3)
緑 :   0〜  0 ( 0)
無 :   0〜  0 ( 0)
テ :   0〜  0 ( 0)
計 :  24〜 24

このように移動値の合計を算出する事によって、デッキの移動力や移動できる色の偏り具合を簡単に確かめる事が出来ます。またデッキ内のカードを入れ換える場合にも、移動値を参考にすれば大きく移動バランスを崩すことなくカードを入れ換える事ができます。

スターターデッキの移動値

とは言ってもどのくらいの移動値があれば十分か? という事が最初のうちは分からないかもしれません。というわけでここはスターターデッキの移動値を参考にさせてもらいましょう。

スターターは4種類ありますが、ここでは攻撃力の高い赤バージョンの移動値を見てみる事にしましょう(スターターのカードリストはこちらを参照して下さい)。

[デッキ]
2  ビーパ
2  ブラッギス
2  キラーレディ
 
2  エンペラー
2  カメポポン
2  アーマトード
 
2  ケンタウルスヘル
2  キマイラ
2  ン・キィー
2  ウォーリアー
1  サラマンダー
 
2  コングボス
2  アマゾーネ
2  レックスセーバー
 
1  威圧のオーラ
1  突進
1  心眼
 
[移動値(カッコ内は枚数)]
黄 :  26〜 26 (14)
青 :  22〜 22 (12)
赤 :  28〜 28 (12)
緑 :  24〜 24 (10)
無 :   2〜  2 ( 1)
テ :   4〜  4 ( 2)
計 : 106〜106

他のバージョンの場合でも実質3枚しか違わないため、移動値はそんなに変わりません(赤が20に減って、他の色が増えるだけ)。

なおスターターにはレア以上のカードが1枚も入っていないため、移動値がかなり高めとなっています。そこでそのあたりをちょっと差し引いて、ある程度の目安を作ってみました。以下がその簡単な目安となります。

ちなみに実際には黄色は少なめでも大丈夫だったりしますし、反対に緑はちょっと多めにする方がバランスが良いようです。

もちろん上記はただの目安ですので、必ずしも守る必要はありません。むしろ慣れてきたらいろいろなデッキパターンを試してみる事が上達の近道になると思います。

[ICのみデッキとその移動値]

わざとデッキをデッキリーダーに入れずICカードのみでプレイしようとすると、以下のようなデッキで遊ぶ事ができます。

[デッキ]
3  ビーパ
3  モグタン
 
2  エンペラー
3  アーマトード
3  トットー
 
3  ン・キィー
3  ベビドーラ
 
2  コングボス
3  アマゾーネ
3  ハコリス
 
2  イカロスウィング
 
[移動値(カッコ内は枚数)]
黄 :  28〜 28 (14)
青 :  28〜 28 (17)
赤 :  31〜 31 (14)
緑 :  25〜 25 (11)
無 :   0〜  0 ( 0)
テ :   0〜  0 ( 0)
計 : 112〜112

コモンオンリーなので移動値はすごく高かったり。ただし赤緑移動が1枚も無いので移動の効率はかなり悪いようです。

デッキサンプル

最後に手前味噌ながら、私(管理人)が初心者用として配布しているC、UCデッキを紹介させていただきます。

※結構前に作ったのでVer1.20のカードは1枚も入っていませんが、参考にはなると思います。

[デッキ]
3  アライクパ
3  チャロ
3  ストラグラー
 
2  エンペラー
2  セイレーン
2  アーマトード
 
3  フェレット
2  ケンタウルスヘル
2  ウォーリアー
 
2  パックル
2  コングボス
2  アマゾーネ
 
2  イカロスウイング
 
[移動値(カッコ内は枚数)]
黄 :  23〜 29 (15)
青 :  19〜 19 (11)
赤 :  26〜 26 (12)
緑 :  30〜 30 (13)
無 :   0〜  0 ( 0)
テ :   0〜  9 ( 3)
計 : 104〜107